たしなみ
- 脇 美恵子

- 3月20日
- 読了時間: 2分
このところ卒業式の着付で、毎朝早くからお仕事しております。
先日、中学の先生をなさっている古くからのお客様の袴のお着付をさせていただきました。
そのお荷物をお預かりした時のお話です。
着物や和のものが大好きな先生、きちんとなさってるので、先日のブログでも書いた通りですが、着付のお荷物もとてもきれいに几帳面に届けてくださいます。
お持ちくださる袴には、いつもこんな風にきちんとしつけがかけてあります。
着終わった後にご自分でしつけをかけてしまっていらっしゃるのです。

お話を聞いていると、毎日とてもお忙しそうなのに
よくこんなことをしている時間がおありだな・・と感心します。
着た後、袴はこうしておかないと畳んでもひだが乱れて、変なしわが出てしまいます。
たぶんこうしてしつけをかける事をご存じの方は少ないのではないでしょうか・・・
着た後の始末をすぐにするという「たしなみ」。
着物を扱うことはこのたしなみの一つだと思うのです。
「たしなみ」という言葉の使い方も変わっているようですが、教養・礼儀作法など備えていること、、、日本の美しい言葉だと私は思います。
こういうことが当たり前のことのように身についていらっしゃって、とてもすてきだなと思うのです。
着付をさせていただいた卒業式には、以前に誂えていただいた桜の柄の小紋に
紺のカシミアの袴。
ステキな装いでした。




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